有料老人ホーム・介護施設に入居するのにかかる費用は?

・有料老人ホーム・介護施設の費用と一言でいっても、入居一時金“0”円といった格安なところから、億単位の費用がかかる超豪華な有料老人ホーム・介護施設まで様々あります。

 

・しかし、入居金がいくら安くても、その分月額の利用料金が高くなっている有料老人ホーム・介護施設もありますので、どのようなプランがあるかは、それぞれの有料老人ホーム・介護施設により異なります。

 

・どのような有料老人ホーム・介護施設を選択するのにしろ、まずは

1.入居一時金などの入居する際にいくらかかるか。

2.入居した場合に月々いくらくらい生活費にあてられるか。

3.突然の出費、例えば病気になった場合や葬儀の費用など用意できるか。

・以上のことを考慮し、無理のない計画を立てることから始めると良いでしょう。

 

・その場合には、もちろん

1.夫婦二人共健在か一人暮らしか。

2.子供がいるかいないか。

3.子供や親せきなどに頼らず自分ひとりで決められるか。

4.有料老人ホーム・介護施設に入居する際の資金の調達の為に自宅などの資産を処分できるか。

 

・など、人それぞれ環境が違うと思います。多くの方は、実際の入居に際し、収支のシミュレーションを重ね、じっくり方向性を見極めて選択し有料老人ホーム・介護施設の入居に成功しています。

 

有料老人ホーム・介護施設に入居するのにかかる費用の内訳は?

1.入居一時金:有料老人ホーム・介護施設に入居する際に必要な費用です。

・入居する部屋代や各種施設、サービスなどを終身利用する権利に対して支払う費用です。一般的な分譲マンションとは異なり、『終身利用権』であっても『所有権』はありません。

・1人あたり、0〜1億円まで有料老人ホーム・介護施設によって様々に料金が設定されています。

 

2.介護費用

・終身利用型の有料老人ホーム場合は、入居時に『終身介護費用』を同時に支払うとこともあります。施設により300〜800万円と幅がありますが、どこで(入居を希望する施設の種類)、誰による(ヘルパーや看護師、医師など)、どんなサービスを受けるかによって料金は異なります。また、有料老人ホーム・介護施設によっては介護が必要になってから費用を請求するところもあります。逆に、要介護認定を受けていない自立して生活できる方だと良君が高くなるところもあります。

 

3.管理費:月額

・有料老人ホーム・介護施設でのサービスや施設の管理の為に、毎月必要な費用です。月額4〜30万円と施設によって様々です。

 

4.食費:月額

・食事つきの有料老人ホーム・介護施設では、3〜6万円。

 

5.水道・光熱費:月額

・5千〜2万円。有料老人ホーム・介護施設によっては管理費に含まれているところもあります。

 

6.個人的な出費

・電話代金や交通費、交際費、趣味にかける費用。

 

7.突然の出費

・病気になった場合や葬儀費用など突然の出費にも備えておかなければなりません。

 

※以上の毎月かかる費用は、入居している限り支払い続けなければいけないので、年金の金額や自分の資産から計算して、無理な支払いをすることのないよう、有料老人ホーム・介護施設を選びましょう。

 

有料老人ホーム・介護施設の入居にかかる費用の仕組みは?@

◍入居金について

▪入居する際に支払うお金で、呼び方は統一されていません。

・『入居申込金』『施設協力金』『入居保証金』『入居金』など、様々な呼び方があります。

 

▪入居金の一部を初期償却される場合が多く、契約時または入居時に10〜30%が返還されない金額になり、残額は入居期間により、均等に償却される場合が多いです。

 

▪『入居金』とは、『終身利用権』を購入する費用のことで、入居している限り『施設を利用できる権利』を有することができます。入居日数により返還金があります。

 

※償却期間は、2〜8年と各有料老人ホーム・介護施設、入居者の年齢によって異なります。一般的に償却期間は5年が多いです。

 

※償却期間を過ぎても入居している場合は、追加金などは、一般的にはありません。追加金を請求するような有料老人ホーム・介護施設は要注意です。

 

※最近では、入居金“0”円をキャッチフレーズにしている有料老人ホーム・介護施設も増加傾向にありますが、月額の費用がその分高くなっている場合が多いです。

 



 
Copyright © 2008 有料老人ホーム・介護施設に入居する場合の費用は? (1) All rights reserved.
inserted by FC2 system