福祉事務所

・生活保護をはじめ、高齢者、児童、母子、障害者福祉の総合窓口として相談に応じ、支援および指導を行っています。

 

◆福祉事務所の事業内容

◍生活に関する支援・相談

・生活に困った場合の相談、生活保護の相談や申請、生活福祉資金の貸し付けや自冶体独自の貸し付け相談など。

 

◍子供に関する支援・相談

・乳幼児への医療費助成制度、保育所への入所や入所できない場合の保育施設の紹介、子供の問題行動や虐待、不登校などの相談。児童手当(3歳未満の子供についての手当)、高校就学費用の助成制度など。

 

◍母子家庭に関する支援・相談

・児童扶養手当や母子貸付(母子家庭向けの高校就学資金の貸付など)、母子家庭への医療費の助成制度、母子寮(母子生活支援施設)の紹介など。

 

◍知的障害者・身体障害者に関する支援・相談

・障害者全般にわたるサービスの紹介や相談や障害者手帳の発行や医療費助成制度や車いすなどの生活用具の支給、ホームヘルパーの派遣、就職や住宅などの各種施設の紹介、公営住宅などの優先入居の手続き、住宅改造の助成制度、JRや高速道路、航空運賃などの運賃割引制度、福祉タクシーなど。

 

◍高齢者に関する支援・相談

・介護に関する相談のほか、独居の高齢者の安全を守る緊急通報システム、布団の上げ下ろしができる程度の身体機能がしっかりした高齢者の養護老人ホームへの入居の相談、社会参加、生きがい対策(老人クラブ)など。

 

高齢者総合相談センター(シルバー110番)

・高齢者やその家族の相談窓口です。高齢者やその家族が抱える保健や福祉、医療などに関する各種の心配事や悩みなどに対応する為に、各都道府県に1ヵ所ずつ設置されています。

(※プッシュホン回線対応の電話で、♯8080でつながります)

 

◍高齢者総合相談センターの支援内容の例

 

▪介護保険やその他の保健や福祉のサービスの紹介と利用手続きの援助。

 

▪在宅介護に関する総合相談や支援、関係機関との調整。

 

▪介護保険の認定の結果が要支援1および2と認定された方への介護予防ケアプランの作成。

 

▪介護保険の認定の結果が非該当となった方および将来介護が必要となる恐れがあると判定された方の介護予防ケアプランの作成。

 

▪地域のケアマネージャーの支援。

 

▪高齢者への虐待に関する相談および成年後見制度利用手続きなどの援助などなど。

 

ケアマネージャー

・主にケアプランの作成業務を担当します。各市町村からの委託を受け、高齢者本人の身体状況や環境、家族の希望などを把握して、どのような介護が必要か判断して、ケアプランを作成します。ほかには、要介護認定の申請の援助やケアプランに沿った介護サービスの提供が行われているかをチェックします。

 

◆ケアマネージャーの仕事の内容

◍居宅事業支援事業所

・利用者の要望を聞きながら、介護事業者と連絡を取り合い、ケアプランを作成したり、行政機関からの委託で要介護認定の為の訪問調査も行うことがあります。

 

◍高齢者施設、療養型病院、有料老人ホーム

・施設の利用者および入院患者のケアプランの作成を行うほか、入居および入院している利用者だけでなく、退去および退院後の在宅介護のケアプランの作成を任されることもあります。

 

◍在宅介護センター

・地域住民の介護に関する相談を行ったり、介護予防教室を開催するなど、業務内容がやや幅広くなります。

 

◍デイサービスセンター

・利用者の話し相手や食事の介助、トイレの介助、レクリエーションの運営、送迎業務などを行ったり、比較的軽介護の方の利用が多く、夜勤がない為、他業界からの転職者や未経験の方でも働きやすいです。

 

※上記の他、公的機関(福祉事務所、老人訪問看護ステーションなど)、民間福祉機関(社会福祉協議会、有料老人ホームなど)、介護保険施設、その他(シルバーサービス企業、農協など)、ケアマネージャーの活躍の場は広いといえます。

 



 
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